[logic-ml] PPLサマースクール2017: 参加募集

Takahito Aoto aoto at ie.niigata-u.ac.jp
Mon Aug 7 14:36:33 JST 2017


PPLサマースクール2017のご案内です.
(重複して受信された場合はご容赦願います.)

PPLサマースクールは,日本ソフトウェア科学会・プログラミング論
研究会主催のイベントです.今回も,例年と同様に日本ソフトウェア
科学会大会の併設企画として開催いたします.

今回のテーマは「Isabelle/HOL による証明とプログラミング」で,
講師はインスブルック大学の山田晃久様にお願いしております.

参加申し込み方法などを含む詳細につきましては,
   http://ppl.jssst.or.jp/?ss2017
をご覧ください.是非ご参加をご検討いただければ幸いです.

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青戸等人(新潟大学)

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                      PPLサマースクール2017
              Isabelle/HOL による証明とプログラミング

   日本ソフトウェア科学会 (JSSST) プログラミング論研究会 (PPL) 主催
            日本ソフトウェア科学会第34回大会 併設企画
           Webページ: http://ppl.jssst.or.jp/?ss2017

               講師:山田 晃久(インスブルック大学)

             2017年 9月 18日 (月) 10:00 - 17:00
                慶應義塾大学 日吉キャンパス


== 概要 ==

Isabelle/HOL は,1986年に Lawrence Paulson によって創始され,現在はミ
ュンヘン工科大学 Tobias Nipkow のチームを中心にメンテナンスされている
証明支援ツールです.

Isabelle/HOL の特徴は,スマートな証明環境 (jEdit),強力な自動証明のサ
ポート (Sledgehammer),Haskell 等への自然なコード輸出 (code export),
多彩でオープンなライブラリ (Archive of Formal Proofs; AFP) などが挙げ
られます.

本セミナーでは,Isabelle/HOL を用いた定理証明と,正しさの保証されたプ
ログラム開発方法を,実践を通して紹介します.また AFP より,代数的数計
算ライブラリなど,そのごく一部を紹介します.

Isabelle には歴史的経緯からさまざまなクセがあり,学習を困難にしている
要因となっていると考えられますが,本セミナーでは証明言語 Isar による,
クセを排した“行儀のよい”証明の書き方に徹します.

実習形式で行いますので,受講に際してはノートパソコンをご持参ください.
なお,Isabelle/HOL をストレスなく利用するために,ある程度高性能なノー
トパソコンを推奨します.

受講にあたっては,簡単な証明を書ける程度の基本的な論理学の知識を習得し
ていること,また関数型言語の利用経験があることが推奨されます.

== 講師紹介 ==

山田 晃久 (やまだ あきひさ)
http://cl-informatik.uibk.ac.at/users/ayamada/

インスブルック大学ポスドク.項書き換え系の停止性証明法に関する研究で,
2014年名古屋大学情報科学研究科博士課程を修了.同年,産業技術総合研究所
にて組み合わせテストツール Calot の開発に従事.2015年より,インスブル
ック大学にて項書換え系,プログラム解析技法などの形式証明ライブラリ
IsaFoR の開発プロジェクトに参加.情報処理学会正会員.

== 参加費・参加申し込み ==

PPLサマースクールの参加費は以下の通りです.

学生会員1000円, 学生非会員2000円, 一般会員2000円, 一般非会員3000円

参加ご希望の方は,日本ソフトウェア科学会第34回大会共通の参加登録ページ
  https://jssst2017.wordpress.com/%e5%8f%82%e5%8a%a0%e7%94%b3%e3%81%97%e8%be%bc%e3%81%bf/
から,お申し込みください.事前登録をお願いしております.

== 問い合わせ先 ==

PPLサマースクール2017 幹事
青戸等人 (新潟大学)
E-mail: aoto at ie.niigata-u.ac.jp

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