[logic-ml] セミナー案内

KASHIMA Ryo kashima at is.titech.ac.jp
Sun Apr 21 10:57:01 JST 2019


数理論理学セミナーのお知らせ

日時:4月26日(金)17:00から
場所:東京工業大学 大岡山キャンパス

【1】
話者:岩田荘平(神戸大・博士課程)
題目:証明可能性論理の周辺について
概要:
形式的算術(例えばペアノ算術PA)の体系内における証明可能性を意味する
論理式をprovability predicateと呼ぶ.証明可能性論理は,provability
predicateの振る舞いを分析する様相論理の分野である.
証明可能性論理でよく用いられる様相論理体系として,GLが知られている.
今回は,GLに関する重要な結果(算術的完全性定理・不動点定理など)
を紹介したい.また,話者による最近の結果についても触れられればと思う.
主な参考文献
G. Boolos, ``The Logic of Provability." Cambridge University Press, 1993

【2】
話者:竹内泉(産総研)
題目:様相論理とグラフの平面性
概要:
標準的な意味論では論理式の意味は命題であるが、非標準な意味論
である様相論理の到達可能性意味論では、論理式の意味はグラフの
頂点に関する性質となり、その外延はグラフの頂点の部分集合とな
る。到達可能性意味論を用いることにより、様相論理の論理式でグ
ラフの性質を記述することが出来る。本研究では、グラフの平面性
を記述する様相論理について論ずる。

==========
当セミナーは定期的に東工大で開催しているものです。
参加希望などは下記にお問い合わせください。
-----
鹿島 亮
東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系
kashima at is.titech.ac.jp




More information about the Logic-ml mailing list