プログラミング in OCaml
〜関数型プログラミングの基礎からGUI構築まで〜

	単行本（ソフトカバー）: 384ページ
	出版社: 技術評論社
	発売日: 2007/11/30
	定価: 2,919円 (本体 2,780円)
	ISBN: 978-4-7741-3264-8
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おしらせ

• EPUB版が GIHYO Digital Publishing, Amazon, 楽天Koboで販売開始です．GIHYO Digital Publishing だと pdf とのセット販売(価格は同じ)です． (2014.12.10)
• 長い間，出版社在庫切れとなっていましたが，この度，細かい修正を施した pdf 版の販売を GIHYO Digital Publishing にて開始しました．価格は 1,400 円と冊子体の半額です! (2012.08.29)

第16章のプログラム

• Makefile
• 盤面のサンプル: sample.board
• 補助関数定義: mySupport.mli, mySupport.ml
• 盤面のデータ構造定義: board.mli, board.ml
• 盤面定義ファイルの読み込み: input.mli, input.ml
• GUI とメインプログラム: gui.ml

冊子版の補足・正誤表

• p.20 練習問題2.1: 「(エラーになる式も含まれています)」とありますが， OCaml バージョン 3.12.0 では全て正しい式として評価される，との指摘を頂 きました． (2012.4.18)
• p.21 練習問題2.4: 実行結果で 5.0 ないし 1.0 とあるのは 5. および 1. となっていた方がより適切です． (2017.5.11)
• p.28 日本語の使用について: 文字列定数中の Shift-JIS の使用に関して は問題がある，との指摘を東北大学の住井さんより頂きました(ありがとうご ざいます)．具体的には，文字列定数中で「ソ」「表」など，2バイト目に (ASCIIなら)バックスラッシュに対応する 5C が割り当てられている漢字を使 用した場合，コンパイラは2バイト文字を認識しませんので，間違ってエスケー プシーケンスと解釈される可能性があります．(以下は，Windows コマンド・ プロンプトで ocaml を起動しての実行例です．)

  # print_string "表n示する";;
  ・
  示する- : unit = ()
  

  「表」のコードが 95 5C のため，2バイト目が次の n とくっついて改行文字 に解釈されてしまいました． 回避方法としては，こういった2バイト目が 5C の文字の直後にはバックスラッ シュを挿入して，コンパイラには無理矢理 \\，つまり単一のバックスラッシュ のエスケープシーケンス，だと解釈させる，という方法が考えられます．

  # print_string "表\示する";;
  表示する- : unit = ()
  

  また，Shift JIS では1バイト目は16進数で 80〜FF，2バイト目は 40〜FF の 範囲におさまり，アステリスク (*，ASCIIコード 2A) や閉括弧(ASCII コード 29) などとは衝突しませんので，コメント内での Shift JIS の使用は安全だと 思います． 参考情報: 日本語版 Wikipedia 「Shift_JIS」の項目 (2007.12.07)
• p.39 練習問題3.1(1)「1円以下は」→「1円未満は」，(2) 「セント以下は」→「セント未満は」(2017.5.11)
• p.42 3つめのコード片とその実行結果は，

  # let (first, last, _, _) = author;;
  val first : string = "Atsushi"   
  val last : string = "Igarashi"
  

  となります．真ん中の行が抜けていました．(2017.5.11)
• p.44 練習問題 3.6(2): ocaml インタラクティブ処理系で日本語を含んだ文字列を式の値として表示させると文字化けしてしまいます．メッセージは適当なもの(例えば "○○ is thin" など)に読み替えてください． (2017.5.11)
• p.54, -2行目と-1行目の facti: この facti は，p.53 から p.54 にかけて，局所関 数 iterfact を使って定義し直した fact を意図 しています．但し，この定義では

  fact (-1);;
  

  の実行はきちんと終了し 1 が値になります．ここで， 意図していたのは，

  let fact n =
    let rec iterfact (i, res) = 
      if i = n + 1 then res
      else iterfact (i+1, res * i)
    in
    iterfact (1, 1)
  

  のように i > n を i = n + 1 とした定義です．この定義では fact (-1) の評価は終了しません． 本にある定義ですと，どんな int を入力としてもとりあえず評 価が終わって値が返されます．fact (-1) の値 が 1 でよいかは別として，どんな入力に対しても計算が止まる， という意味で，こちらの方が「よい」定義だと思いますが，この部分の説明と は整合が取れていませんでした． (2008.05.06)
• p.65, -4行目, -1行目: 最後の x_i を削除 (2008.04.28)
• p.74, -12行目: (x 1, x 2.0) → average (x, 1.0) (2008.05.26)
• p.110, -1 行目: 「student 型は int 型のフィールド name と string 型のフィールド id」 → 「student 型は string 型のフィールド name と int 型のフィールド id」 (2013.10.30)
• p.121，「奇数と偶数の和は偶数」 → 「奇数と偶数の和は奇数」 (2008.03.13)
• p.141，-6行目「b^a + c^a は (b+c)^a は同型ではありません」→「b^a + c^a と (b+c)^a は同型ではありません」 (2008.12.03)
• p.159, 図8.2 「t.office[2]」 → 「t.office.[2]」 (2008.11.18)
• p.165, 「式1, ..., 式n には」 → 「式1, ..., 式n-1 には」 (2008.02.26)
• p.168, fact の定義，「i := !i+1; res := !res * !i」→ 「res := !res * !i; i := !i+1」 (2010.12.01)
• p.168, fact 5 の実行結果: 「720」 → 「120」 (2013.10.30)
• p.169, fact の定義，「i := !i+1; res := !res * !i」→ 「res := !res * !i; i := !i+1」(2013.10.30)
• p.174, ふたつめのコード，「Open_wonly」→「Open_wronly」 (2008.12.03)
• p.176，-1行目: 'a list → 'a array (2008.03.19)
• p.177，3行目: [...] → [| ... |] (2008.03.19)
• p.212の最後のコード，1行目:

  let version = "0.1"
  

  は

  let ver = "0.1"
  

  の誤りです．(2008.02.26)
• p.219の最後のコード，-7行目「((r < 0) && mem x rest)」→「((r > 0) && mem elt rest)」(2008.12.03, 2013.10.30)
• p.222, 18行目(ふたつめのコード例 -4行目): 「(true, false, false)」 → 「(true, true, false)」 (2013.10.30)
• p.229, 本文1行目: elm → elt (2008.03.21)
• p.233，1行目: Client → MakeTest (2008.02.26)
• p.234, 練習問題11.1，コード6行目: IntSet → IntSet' (2008.03.19)
• 第12章以降，タイプライタ体，タイプライタ斜体の数字・アルファベットが妙に多くでてくるのはバグです．(2008.02.26)
• p.238，5行目: 「構文用いて」 → 「構文を用いて」 (2008.02.26)
• p.311, 本文1行目: 「づ け」 → 「づけ」 (半角スペースをとる) (2008.03.19)
• p.356, 12行目: 「\textsl{xx}」 → 「xx」，「\textsl{y}」 → 「y」 (2008.02.26)
• p.364，凡例: 「Prevasives」 → 「Pervasivesモジュール」 (2008.12.03)
• p.364，右側最終行: forall関数はListモジュールでは for_allという名前で定義されています．(2010.4.30)

pdf版の補足・正誤表

• p.21 練習問題2.4: 実行結果で 5.0 ないし 1.0 とあるのは 5. および 1. となっていた方がより適切です． (2017.5.11)
• p.39 練習問題3.1(1)「1円以下は」→「1円未満は」，(2) 「セント以下は」→「セント未満は」 (2017.5.11)
• p.42 3つめのコード片とその実行結果は，

  # let (first, last, _, _) = author;;
  val first : string = "Atsushi"   
  val last : string = "Igarashi"
  

  となります．真ん中の行が抜けていました．(2017.5.11)
• p.44 練習問題 3.6(2): ocaml インタラクティブ処理系で日本語を含んだ文字列を式の値として表示させると文字化けしてしまいます．メッセージは適当なもの(例えば "○○ is thin" など)に読み替えてください． (2017.5.11)
• p.53: iterfact 関数内の i = n という条件は i = n + 1 が正しいです．また，p.54 の fact 4 の評価の様子も，= の右辺の 4 は 4+1 が正しいです．(2017.05.11)
• p.110, -1 行目: 「student 型は int 型のフィールド name と string 型のフィールド id」 → 「student 型は string 型のフィールド name と int 型のフィールド id」 (2013.10.30)
• p.168, fact 5 の実行結果: 「720」 → 「120」 (2013.10.30)
• p.169, fact の定義，「i := !i+1; res := !res * !i」→ 「res := !res * !i; i := !i+1」(2013.10.30)
• p.219, mem の定義: 「r < 0」 → 「r > 0」 (2013.10.30)
• p.222, 18行目(ふたつめのコード例 -4行目): 「(true, false, false)」 → 「(true, true, false)」 (2013.10.30)
• p.271, -5行目: ~x:y:int → ~x:(y:int) (2023.03.26)

last update on $Date: 2023-03-26 17:24:22 +0900 (Sun, 26 Mar 2023) $